インコ好き主婦のひとりおしゃべり

アラサー主婦とインコとときどき夫。日常生活や家事、お出かけ、旅行、美味しいご飯、何でも日記。

PBFD陰転を目指した日々③

おはようございます。しょうゆ水です!

 

前回はPBFDの治療方法や生活スタイルをお話しました。

 

今回は、「実際どんなお薬を飲んでいたの?」や

「そんなに動物病院の受診をしていて費用はいくらだったの?」などの

疑問についてお話していこうかと思います。

 

【自宅で朝晩飲んでいたお薬】🐥

まずはじめに、お伝えしたいことがあります。

お薬を飲むということは、身体(特に肝臓)に負担がかかります。

 

投薬開始の当時、わが家のインコは生後3ヶ月。

本当ならば、お薬を飲ませることはしたくなかったです。 

 

けれども、お薬の力に頼らなくてはならないくらい、

お迎えした当時のわが家のインコは弱っていました。

 

治療をせず、身体に負担をかけないで自然に生を全うする

考えもあるのかもしれません。けれども、私は何とか

元気になってもらい、一緒に過ごしたかったので投薬を

選択しました😌

 

では、お薬の紹介をしていきます。

下の写真を左から順に紹介します。

 

・消炎剤(オレンジ色) 朝晩飲む

 →そのうに炎症が起きていたため

 

・気管支拡張剤  朝晩飲む

 →呼吸がとても苦しそうなことから、炎症がそのうから

  気管支にかけて広がっている可能性があるため

 (身体全体で呼吸をしている様子があり、『ぶぅ、ぶぅ』と

  呼吸音もしていました)  

 

・抗真菌剤   朝のみ飲む

 →糞とそのうに真菌も見つかったため

 

抗生物質    朝晩飲む

 →糞とそのうに菌がいたため

 

 

1番右のオレンジキャップのお薬は、『鼻症状ひどい時』のみで

あまり使うことはありませんでした。

(鼻からひどく『ぶぅ、ぶぅ』と聞こえたり、鼻水のような液体が

鼻に付いている時があったので、そのためです)

 

お薬は、インコの負担を考慮して、症状が軽くなり次第終了する

という方針でした。

 

2ヶ月と少しの間、投薬していたと思います。

 

【投薬方法】🐥

投薬中の様子です↑。

 

直接お口に一滴垂らしてあげていました。

 

素手で対応すると、手にトラウマを持たれてしまうかな?と

考え、布で優しく包むように抱っこしていました。

 

嘴の真横あたりの骨を親指と人差し指で挟むように優しく優しく、とても優しく押さえてあげると暴れてもお口が固定でき、スムーズにお薬を一滴垂すことができます。

(鳥の病院の先生から教わりました)

 

⚠️注意していたこと⚠️

・始めのうちから頭を高くしておきます

 そうでないとお薬を飲み込む際にとても辛いです。

 

・インコのお腹などを強く抱きかかえないこと

 身体全体が空気袋だと思って、絶対にふんわり抱えて

 あげることを意識していました。

 

・お薬がお口に入ったら、舐めて飲み込むまで見守る

 せっかくお口に入っても「ぺぺっ」と吐き出すことが

 ありました。

 

・焦らずゆっくり

 毎日朝晩のことなので、イライラしないように

 心にゆとりを持つことを意識していました

 

 

お薬後は、お薬を片付けるよりも先に

ご褒美のシードをあげていました!

 

お薬の後味が少しでも大好物の味で紛れますようにと。

 

あとは「私の手は危険じゃないよ」と伝えるためにも

ご褒美をすぐにあげていました。

 

今でも、爪切り後には必ず手でシードをあげるくらいです。

(インコに嫌われたくない😭!!!)

 

【かかった費用💰】(動物病院によって多少異なります)

 

お薬は1つにつき、600円〜1,000円くらいです。

(種類によって値段が異なります)

 

最初の写真の後、追加でもう1セットはもらっているので、

お薬だけで計算すると10,000円以内かと思います。

 

【PBFD治療のための注射の費用💰】(動物病院によって多少異なります)

 

注射は週1回×8回なので、8週連続(実際には注射後も様子を診てもらうため

しばらく週1で通っていました)で病院受診をしていました。

 

注射1回 2,000円 × 8回 = 16,000円

 

そこに再診療もプラスで 

再診療 500円 × 8回 = 4,000円

 

合計 16,000  +  4,000 = 20,000円  です。

 

なので、PBFD治療の注射のためだけに受診をすると

考えると20,000円ほどです。

 

これに、プラスで糞便検査をしたり、爪を切ってもらったり、

他のことをしてもらうともう少しかかります。

 

【PBFDが分かった遺伝子検査の費用💰】

 

順番が逆になってしまった気がしますが、参考までに

紹介します。

 

外部委託の検査なので、お値段は少し高めです。

 

・オウム類の嘴-羽毛病(PBFD)

セキセイインコのヒナ病(BFD)

クラミジア症(CHL)

            この3セットで、12,300円でした。

マイコプラズマ感染症(MYC)

                                             これは7,200円でした。

 

⚠️当時の説明は忘れてしまったのですが、

セット価格などがあり、この値段は絶対ではないです。

あくまでもご参考までによろしくお願いします。⚠️

 

わが家のインコはこの4項目を調べてもらい、

合計金額は 12,300  +  7,200円 = 19,500 円 です。

 

この遺伝子検査とPBFD治療(再診療も含む)を合わせると、

20,000  +  19,500  = 39,500 円 です。

 

私は幼い頃犬を飼っていて、動物と暮らすにはお金がかかるという

ことを実感していたので、いつか動物と暮らすための貯金をしていました。

 

「お迎えした動物が病気になるかもしれない」、

「高いご飯しか食べないかもしれない」、「飼育道具がたくさん必要かもしれない」

など『かもしれない貯金』をしていて、心構えができていたので

良かったなと思っています。

 

【まとめ】🐥

お薬や費用についてたくさん語りましたが、当時の私は

今にも消えてなくなってしまいそうな小さな命を守ることで

精一杯でした。

 

今のように楽しそうにおしゃべりをして、飛んで、おもちゃで遊んで

という未来は想像できなかったです。

 

目に見えないPBFDのウイルスが怖くて憎くて仕方ありませんでした。

 

拭き掃除を何度しても、本当にウイルスが減っているのか拭いきれているのか

不安で心配で、さらに目の前にいるインコは弱っているので、

泣きながら掃除をする時もありました。

 

当時は終わりが見えず『いつまでこれが続くの??』とお先真っ暗でしたが、

頑張り続けて良かったと思います。

 

さて、PBFD治療についてそろそろ終盤です。

 

次回は🎊祝! PBFD治療終了と陰転を確かめるための再検査 編 です!

 

PBFD陰転を目指した日々④ へ続く