おはようございます。しょうゆ水です!
前回はPBFDの治療方法や生活スタイルをお話しました。
今回は、「実際どんなお薬を飲んでいたの?」や
「そんなに動物病院の受診をしていて費用はいくらだったの?」などの
疑問についてお話していこうかと思います。
【自宅で朝晩飲んでいたお薬】🐥
まずはじめに、お伝えしたいことがあります。
お薬を飲むということは、身体(特に肝臓)に負担がかかります。
投薬開始の当時、わが家のインコは生後3ヶ月。
本当ならば、お薬を飲ませることはしたくなかったです。
けれども、お薬の力に頼らなくてはならないくらい、
お迎えした当時のわが家のインコは弱っていました。
治療をせず、身体に負担をかけないで自然に生を全うする
考えもあるのかもしれません。けれども、私は何とか
元気になってもらい、一緒に過ごしたかったので投薬を
選択しました😌
では、お薬の紹介をしていきます。
下の写真を左から順に紹介します。
・消炎剤(オレンジ色) 朝晩飲む
→そのうに炎症が起きていたため
・気管支拡張剤 朝晩飲む
→呼吸がとても苦しそうなことから、炎症がそのうから
気管支にかけて広がっている可能性があるため
(身体全体で呼吸をしている様子があり、『ぶぅ、ぶぅ』と
呼吸音もしていました)
・抗真菌剤 朝のみ飲む
→糞とそのうに真菌も見つかったため
抗生物質 朝晩飲む
→糞とそのうに菌がいたため
1番右のオレンジキャップのお薬は、『鼻症状ひどい時』のみで
あまり使うことはありませんでした。
(鼻からひどく『ぶぅ、ぶぅ』と聞こえたり、鼻水のような液体が
鼻に付いている時があったので、そのためです)
お薬は、インコの負担を考慮して、症状が軽くなり次第終了する
という方針でした。
2ヶ月と少しの間、投薬していたと思います。
【投薬方法】🐥
投薬中の様子です↑。
直接お口に一滴垂らしてあげていました。
素手で対応すると、手にトラウマを持たれてしまうかな?と
考え、布で優しく包むように抱っこしていました。
嘴の真横あたりの骨を親指と人差し指で挟むように優しく優しく、とても優しく押さえてあげると暴れてもお口が固定でき、スムーズにお薬を一滴垂すことができます。
(鳥の病院の先生から教わりました)
⚠️注意していたこと⚠️
・始めのうちから頭を高くしておきます
そうでないとお薬を飲み込む際にとても辛いです。
・インコのお腹などを強く抱きかかえないこと
身体全体が空気袋だと思って、絶対にふんわり抱えて
あげることを意識していました。
・お薬がお口に入ったら、舐めて飲み込むまで見守る
せっかくお口に入っても「ぺぺっ」と吐き出すことが
ありました。
・焦らずゆっくり
毎日朝晩のことなので、イライラしないように
心にゆとりを持つことを意識していました
お薬後は、お薬を片付けるよりも先に
ご褒美のシードをあげていました!
お薬の後味が少しでも大好物の味で紛れますようにと。
あとは「私の手は危険じゃないよ」と伝えるためにも
ご褒美をすぐにあげていました。
今でも、爪切り後には必ず手でシードをあげるくらいです。
(インコに嫌われたくない😭!!!)
【かかった費用💰】(動物病院によって多少異なります)
お薬は1つにつき、600円〜1,000円くらいです。
(種類によって値段が異なります)
最初の写真の後、追加でもう1セットはもらっているので、
お薬だけで計算すると10,000円以内かと思います。
【PBFD治療のための注射の費用💰】(動物病院によって多少異なります)
注射は週1回×8回なので、8週連続(実際には注射後も様子を診てもらうため
しばらく週1で通っていました)で病院受診をしていました。
注射1回 2,000円 × 8回 = 16,000円
そこに再診療もプラスで
再診療 500円 × 8回 = 4,000円
合計 16,000 + 4,000 = 20,000円 です。
なので、PBFD治療の注射のためだけに受診をすると
考えると20,000円ほどです。
これに、プラスで糞便検査をしたり、爪を切ってもらったり、
他のことをしてもらうともう少しかかります。
【PBFDが分かった遺伝子検査の費用💰】
順番が逆になってしまった気がしますが、参考までに
紹介します。
外部委託の検査なので、お値段は少し高めです。
・オウム類の嘴-羽毛病(PBFD)
・セキセイインコのヒナ病(BFD)
・クラミジア症(CHL)
この3セットで、12,300円でした。
これは7,200円でした。
⚠️当時の説明は忘れてしまったのですが、
セット価格などがあり、この値段は絶対ではないです。
あくまでもご参考までによろしくお願いします。⚠️
わが家のインコはこの4項目を調べてもらい、
合計金額は 12,300 + 7,200円 = 19,500 円 です。
この遺伝子検査とPBFD治療(再診療も含む)を合わせると、
20,000 + 19,500 = 39,500 円 です。
私は幼い頃犬を飼っていて、動物と暮らすにはお金がかかるという
ことを実感していたので、いつか動物と暮らすための貯金をしていました。
「お迎えした動物が病気になるかもしれない」、
「高いご飯しか食べないかもしれない」、「飼育道具がたくさん必要かもしれない」
など『かもしれない貯金』をしていて、心構えができていたので
良かったなと思っています。
【まとめ】🐥
お薬や費用についてたくさん語りましたが、当時の私は
今にも消えてなくなってしまいそうな小さな命を守ることで
精一杯でした。
今のように楽しそうにおしゃべりをして、飛んで、おもちゃで遊んで
という未来は想像できなかったです。
目に見えないPBFDのウイルスが怖くて憎くて仕方ありませんでした。
拭き掃除を何度しても、本当にウイルスが減っているのか拭いきれているのか
不安で心配で、さらに目の前にいるインコは弱っているので、
泣きながら掃除をする時もありました。
当時は終わりが見えず『いつまでこれが続くの??』とお先真っ暗でしたが、
頑張り続けて良かったと思います。
さて、PBFD治療についてそろそろ終盤です。
次回は🎊祝! PBFD治療終了と陰転を確かめるための再検査 編 です!
PBFD陰転を目指した日々④ へ続く